こんにちはパーソナルトレーナーの鈴木です。
さて、いきなりですが貴方は身体の関節の特徴をご存知でしょうか。
今回の表題にある通り「膝」であれば、構造上色々な方向に動くような自由度はない特徴を持っています。
それでは膝関節を中間とし、上方に位置する「股関節」と下方に位置する「足関節」(足首のことです)はどうでしょうか。
これらはいずれも動きの自由度が高く色々な方向に動く特徴を持っています。
では、そんな2つの関節のうちどちらかが何らかの理由で動きが悪くなってしまったらどうなるのでしょうか・・・?
膝痛の人に確認してみて欲しいこと
人間の身体は本当によくできたもので、「膝」がその役割を代わりに果たそうと頑張って動こうとします。
結果、元々自由度の高い動きを得意としない膝は度重なるストレスに耐えられなくなり、脳が痛みと感知します。実はこれが俗に膝痛を起こしている方の理由の1つに当てはまるパターンでもあります。
現にわたしくが指導させて頂いているお客様を例に挙げると、セッション開始時はしゃがみ動作の度に膝のクリック音がコキコキと鳴っていたのが、股関節の活性化のトレーニングを行ってからもう一度同じ動作をしてみても音は全く鳴らなく、スムーズな動きができるようになっていたりします。
この際のポイントは膝周りには何もコンディショニングエクササイズを施していないということです。
膝が痛いとお悩みの方、膝ばかり気にするのではなく、まずは股関節と足首がしっかり動いているかを確認してみてはいかがでしょうか。
それでは、また。