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1日の中にも休養を

N’Training Academyトレーナーの鈴木紀雄です。

6月より学校、お仕事など多くの方の活動が再開されてからおよそ1か月半が過ぎ、外出自粛期間に入る前と同じとはいかないまでも、徐々に以前のような日常を取り戻しつつあるのではないでしょうか。

とはいえ、以前と全く同じ日常を取り戻すのはこの先も不可能に近いという現実もあります。何故なら、世界はこの短期間で様変わりしてしまったからです。これをどう受け止めるかはその人次第で、ネガティブに捉えればその人のこれからはそのように傾くでしょうし、その逆もしかりです。私などは、世の中のあらゆるものがこれからどうなるのか、そして自分がどう変わっていくのか楽しみな感情も抱いており、いたって前向きですかね。

こういったできるだけ脳のストレスを増やさない考え方というのは大事だと思っています。まぁ、この辺りはストレスを増やさないためにそうしているのではなく、根っからのポジティブ思考というのもあるのですが。(何も考えない楽観主義というわけではないので念のため)

さて、この脳のストレスですが、現代人が交感神経過剰気味にあることは以前よりお伝えしてきている通りです。(※自律神経についてはこちら)

この状況が中長期的に続くと心身に支障をきたし、深刻な問題(内蔵機能低下や鬱病などの精神疾患など)に発展しますので注意が必要なのです。

この予防や解決策として、「運動」「栄養」「休養」のバランスが取れた日々の生活は欠かせないのですが、本ブログは「休養」カテゴリーですのでその休養にフォーカスしてお話します。

皆様、休養というと週単位でお考えになりませんかね。例えばお仕事であれば、週末の土日はお休み、とか、水曜と土曜がお休みなど。運動であれば火・木・土で筋力トレーニングをして、水・日でランニングをして、月・金がオフといった具合です。

ここで示したケースは非常にバランスよく休養が設けられている例であり、メリハリもあります。そして、繰り返しになりますが、週の中での休養バランスになります。

では、1日の中の休養はどうでしょう。

けっこう慌ただしい1日で、あっという間に終わってしまっているなんて言う方は少なくないはずです。

しかし、ミクロで見た場合、そんな1日の中でも休養を考えたいですね。

何故なら、1日の疲れは次の日にも影響し、その先の休日にも悪い影響を及ぼしかねないからです。

よって、休日以外の日でしゃかりきに頑張って、休日にドーンと休むというのも悪くはないのですが、その休日に影響が出ないように、できるだけ休日以外の日の中でも心身を良好な状態に保つことを考えた方が良いのです。

最近では15~20分程の昼寝を公に認めている会社も多くなってきているようですが、正にこれなどは該当し、脳の回復にも良いですし生産性も上がりますね。別に寝られないのであれば無理して寝なくても大丈夫。目を閉じているだけでも身体の回復を促せることが分かっています。

昼寝は一例ですが、こういった時間をとにかく作ることです。

お仕事の合間の昼休みの一部を使ってもいいし、別の短い休み時間でもいいです。

お一人になって「心を無にする時間」を作ることを意識しましょう。頭を空っぽにして何も考えない状態にするということです。

先にも述べました通り、現代人は常に何かに追われ、ほっと一息ついても、頭のどこかで何かを考えていたり気にかけていたりする傾向があります。故にこういった時間は相当に貴重になるし、例え短い時間であっても脳、そして身体にとっても回復を促す時間となるのです。

ヨガの瞑想、そして座禅といったものはこれに近いですかね。

ただ、職場等でいきなりこれらを始めるのは難しいとも思いますので、そういったものは帰宅後、就寝前に行うなどすると良いでしょう。

1日の中でのほんの少しの「休養」の時間。

これも運動同様、積み重ねていくことにより効果を感じることができますよ。

ではまた。

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