トレーニング(運動)

スプリットスクワットの理想のフォーム~フロントアングル~

N´Training Academyトレーナーの鈴木です。

昔から「老いは脚から始まる」とはよく言われていますね。

全身くまなく筋力トレーニングをすることを前提とし、その中でも特に大事なのは「下半身の筋力トレーニング」です。

というわけで、正しいフォームで行うことができれば絶大な効果を生むことができる「King of Exercise(キングオブエクササイズ)」の異名を持つ「スクワット」のフォームの作り方をお伝えしてきた上で、そのスクワットに勝るとも劣らない効果を生む下半身のトレーニング種目である「スプリットスクワット」のフォームの作り方も前回にて加えました。

スクワットは脚を横に開いて行うことから日常生活でいう椅子へのしゃがみ/立ち上がり動作、スプリットスクワットは脚を縦に開くことから歩行動作や階段昇降の動作の筋力発揮に主に生かすことができます。(この辺りは双方がそれぞれ両方の効果を生めますが、動作の軌道に即するとそう区分されるという意味です。)

そんなことから、King & Queen でいうところのスクワットはKingトレーニング、スプリットスクワットはQueenトレーニングと私は位置付けております。(笑)

実はこのQueenトレーニング、Kingよりもバリエーションという意味では豊富なので、機会を見ながらそちらの方もご紹介していきますね。

さて、そのスプリットスクワット、フォームの作り方はお伝え致しましたが、今回はその補足です。

前回は主にサイドアングルでしたので今回はフロントアングルの注意点と参りましょう。

ずばりシンプル。
前から見た時の横幅は股関節幅にセットした上で、スクワットと同様、つま先(人差し指)の方向に膝のお皿の位置を合わせましょう。

ここで更に注意点。
スクワットの際のつま先の向きは両足12時方向、各足それぞれ左11時/右13時方向、各足それぞれ左10時/右14時方向とバリエーションがありますが、スプリットスクワットについては12時に限定です。
先に述べた通り、歩行動作や階段昇降の動作の筋力発揮に主に生かせるということを考えるとおおよそ納得して頂けるかと思います。

いずれにしても、スクワットも含め、膝とつま先の向きが一致していない状態で行うと膝に捻れが生じ、怪我に繋がる確率が高まりますので要注意。

加えて両肩のラインも床と平行に保つようにしてください。

以上、Queenトレーニング「スプリットスクワットの理想のフォーム~フロントアングル~」でした。

サイドアングルと併せて効果を出せるフォーム作りを心掛けましょう。

ではまた。

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