N´Training Academy トレーナーの鈴木です。
日曜日、全てのパーソナルトレーニングセッションが終了後、所属クラブのスタジオにて
「N´Training Academy for Swimming
/選手育成クラス」を開催致しました。
(※N’Training Academy for Swimmingとは、スポーツクラブ&スパ ルネサンス経堂にて、ジュニアスイミング選手/選手育成クラスに向けてそれぞれ開催しているフィジカルトレーニングアカデミーです。
「N」は鈴木紀雄の「N」でございます。)
今回のテーマは「プライオメトリクス」
「プライオ」は「増大する、増加する」、「メトリクス」は「長さ」といった意味合いがありギリシャ語に語源があるのですが、要は瞬時に大きな力を出すということ。
これは言い換えれば瞬発力の能力を上げるトレーニングということになります。
競泳でいうと、スタートやターンの際のパフォーマンスアップに絶大な効果をもたらすでしょう。
と、さらりと書きましたが、このレベルのトレーニングは、筋力、ピラー(柱)・・・体幹のこと、柔軟性、左右差の改善、姿勢作りなど、土台となる要素を4年目に入った今までコツコツと積み上げてきたからこそ導入できるのです。
競泳にプライオメトリクスの要素が必要だからといって4年前にいきなり入れていたら効果が出ないばかりか怪我をしてしまっていた可能性すらあります。
今回はプライオメトリクスという新しいステージに入ったとはいえ、その「基礎」固めに時間を費やしました。
ここがないと先に進んでも結局来た道をまた戻ることになりますからね。
先程、今までコツコツと積み上げてきたと記しましたが、応用編であるプライオメトリクスが始まったから今まで積み上げてきた土台作りにあたるトレーニングはもう卒業というわけではありません。
以前に比べると時間は少し減らすかもしれませんが、応用編と並行し都度確認しながら進めて参ります。
「ベースなくして大成はなし」
というわけです。
ではまた。