N´Training Academy トレーナーの鈴木です。
前回は「疲れ」を察知するポイントを4つほどお伝え致しました。
これらを元に早期に対処することができれば、深刻な心身の状態に陥ることはかなりの高い確率で回避できるでしょう。
健康に生きるための3本柱は「運動」「栄養」「休養」であることはかねてよりお伝えしてきている通りです。
なんだかんだいっても大半の人は「運動嫌い」であることから定期的な「運動」をということで、まずはそこに目が向けられますが、それと同じくらい重要なのが「心身共に」「休む」こと、「休養」です。
人間の神経には自らの意思でコントロールできない自律神経というものがあり、それは交感神経と副交感神経に分かれ、主に交感神経は活動する時に働き、副交感神経はリラックスする時に働きます。
この2つがバランス良く働いていてこそ心身のバランスが整っているとも言えますが、残念ながら現代人の多くは交感神経過剰の傾向にあります。
仕事、対人関係、コンプレックス、薬の服用、気温、湿度、デジタル機器等々、私達を必要以上に活発にし、時としてイライラを募らせ交感神経過剰に導く要因は数多く存在します。
よって、これらひとつひとつに向き合い改善していくことも必要ではあるのですが、細かいことを考えずに「副交感神経優位」にし休養を促す時間を少しでも多く作ることが重要になってきます。
その際おさえるべきポイントは、
・「組織の健康」(腱、関節、靱帯、筋肉等々)
・栄養
・睡眠
・メンタル
健康のために運動が必要であることは間違いありませんが、現代人にとっては上記を良好に保つ「休養メソッド」がまずは必要かもしれません。
これらのことについてはまた回を改めてお伝えする予定です。
ではまた。