活動報告

2019年5月のN´Training Academy for Swimming

N´Training Academyトレーナーの鈴木です。

2019年5月の
N´Training Academy for Swimming
を開催致しました。

(※N’Training Academy for Swimmingとは、スポーツクラブ&スパ ルネサンス経堂にて、ジュニアスイミング選手/選手育成クラスに向けてそれぞれ月1回開催しているフィジカルトレーニングアカデミーです。
「N」は鈴木紀雄の「N」でございます)

今月も選手クラス、選手育成クラス合同開催です。

今シーズン(2018年10月~)のここまでを簡単に振り返りますと、昨年11月には、あるスクリーニング(評価)種目を使い、自身の身体がどこまで機能的な関節可動域を確保できているかを動画撮影して、チェックシートを使用しながら現状把握しました。

そこから12月はその改善の為の「モビリティエクササイズ」、1月は「スタビリティエクササイズ」、2月は「スタビリティエクササイズ続編」、3月は「スタビリティエクササイズ最終編」、4月はこれらを繋げた「全身連動」をテーマとして進めて参りました。

(※モビリティとは「可動性」→色々な方向に動かす機能、スタビリティとは「安定性」のことです。
「全身連動」とは、モビリティとスタビリティを融合させて全身の繋がりを作った上で、軽~中程度の負荷をかけて強化することを意味します。)

そして、今回は今までの一連の流れを、通しでチェックする回となっております。

とはいっても、随時少数ではありますが新しい参加者が加わってきたりもするので、まずは座学にて、

「何のために陸上でのトレーニングをす るのか」
「トレーニングに対する考え方」

「トレーニングの積み上げ方」

など土台にあたる内容を、既にAcademy参加年数が長い選手達も併せて今一度共有するところからスタート致します。

目の前のことに頑張るあまり、今行っていることの大元の目的や目標というものがボワッとしてしまわない為にも、時間は短くて構わないのでこの様なマインドセットは大事だと思っています。

このマインドセットが成された後は、早速今現在のトレーニングのクオリティチェックに入りましたが、結果からいうと予想以上にクオリティは高く、各々が弱点を少しずつ改善できていることが見てとれて嬉しかったですね。

しかも、担当コーチに聞くところによれば、この1ヶ月はコーチのスケジュールが立て込み、今までほどついて見てあげられなかったそうですから、選手達の自主性が実を結んでいる部分は大きいのではないかと思います。

トレーニングスキル・レベルの向上はもちろんのこと、自主性・主体性の発揮はそれ以上に重要です。

自ら考え自ら動く。

何事もやらされ感でやっていては伸びるものも伸びません。

トレーニングを通して選手達には心身共に成長していってもらいたいと思っています。

ではまた。

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