N’Training Academy トレーナーの鈴木です。
年々上昇の一途を辿る高齢者人口、医療技術の発展などを踏まえ、人生100年時代というフレーズを耳にすることも多くなりました。
加えて、情報を得る手段が格段に増えていることは個人の健康志向を高めている要因ともなっているでしょう。
この健康志向の高まりの象徴の一つとして、なんだかんだで国民の皆様がよく目にするテレビを例に挙げれば、番組内では「○○という食べ物の○○が健康にいい!」「○○に含まれる○○という栄養素が○○を改善する」といった特集がどこかしらのチャンネルで昼夜問わず放送されています。
その放送翌日、スーパーに行ってみたら、ある食材のみやたらと品薄なんて言う光景を目にした事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、残念ながら1つの栄養素が画期的な身体の変化をもたらしてくれるようなことはないのです。
仮にそう感じたとしたら、中長期的な食生活の偏りにより、よほどその栄養素が不足していたというとであり、それがすべてと考えるのはこれまた偏りがあります。
各栄養素の詳細につきましては今後またふれさせていただきますが、その1つ1つを掘り下げることより大事なのは、まずは日々の生活の中で、五大栄養素である、炭水化物・たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルを抜け落ちる栄養素がないようくまなく摂ることを心がけることなのです。
五大栄養素は不可欠栄養素とも呼ばれ、これらをもとに細胞が作られているといっても過言ではありません。
人間であるための最低限の心がけというわけです。
ではまた。