N’Training Academy トレーナーの鈴木紀雄です。
2024年6月の「N’Training Academy for Swimming」の活動報告をさせて頂きます。
【N’Training Academy for Swimmingとは、スポーツクラブ&スパ ルネサンス経堂にて、ジュニアスイミング選手A・選手B/Cクラスに向けてそれぞれ週1回開催しているフィジカルトレーニングアカデミーです。
「N」は鈴木紀雄の「N」でございます。】
引き続き、
「体幹(たいかん)」を使う意識や、その筋力・筋出力の強化です。
体幹とは、腕と脚以外の部分と捉えてください。
↓赤枠で囲った部分です。
僕は、体幹に特化したメューに時間を割くというよりは、全身の繋がりを作るトレーニングの中で体幹も強化する、といったメニューに重きを置いているのですけど、この様に随所で体幹のみを強化するメニューを実施したりもします。
ここがしっかりしていないと力が伝わっていかないのです。
スポーツ動作だけでなく日常生活動作も同じで、立った姿勢で言えば、全ての動作がこうではありませんが、足裏→脚→体幹→腕→手と、力が伝わっていってスムーズな動作となります。
体幹がブレブレだと、効率良く且つ最大出力することが困難となりベストパフォーマンスの妨げになるだけでなく、それを補うための代償動作により何に繋がるかと言えば、「怪我」。
怪我の予防は競技選手にとってはパフォーマンスアップ以上に重要なことです。
怪我をしてしまうと、一定期間練習ができない、レースに出場できないといったことも起こりますからね。
加えて、この様なトレーニングは左右差を埋めることにも役立ちます。
競泳という競技特性を踏まえると、左右差は限りなく少ないに越したことはありません。
このトレーニング、見た感じでは分かりにくいかもしれませんが、効果を出すためのフォームでしっかり行うとかなり効くんです。
正しいフォームは難しいのですが、選手達のスキルが回を重ねるごとに上がり、それに伴って筋力がついていく様子を見ていて、とっても嬉しく思いました♪
7月、8月はいよいよ1年の中で最も重要なレースを含む時期です。
しっかり仕上げて参ります。
それではまた2024年7月のご報告で。
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