N’Training Academy トレーナーの鈴木紀雄です。
2021年3月の「N’Training Academy for Swimming」の活動報告をさせて頂きます。
【N’Training Academy for Swimmingとは、スポーツクラブ&スパ ルネサンス経堂にて、ジュニアスイミング選手/選手育成クラスに向けて週1回開催しているフィジカルトレーニングアカデミーです。
「N」は鈴木紀雄の「N」でございます。】
今月は、他クラブの選手達との合同練習会(タイム基準を満たしている選手のみ参加)、そして主要大会も含むひと月でした。
そういった節目の直後のAcademy冒頭では、必ず参加した選手には当日の「結果」(タイム)、結果に対してうまく言った点うまくいかなかった点、それに結びついた要因、今後改善すべきと感じた日々のプロセスといったことをチームのみんなの前で簡単にプレゼンしてもらうことが定例となっています。
このプレゼンに対し、他の選手達や私の意見も加えながらまとめて次回に繋げていくといった流れです。
人前で話すのが苦手という選手もいたりお年頃とあってかシャイな選手がいることは重々承知の上、可能な限り話してもらっているのですが、何故こういったことを続けるのかと言えば、自分の思考を整理して発言でもいいし文章としてでもアウトプットすることによって次の行動への道筋が明確になるからです。
でないとなんとなく日々のハードな練習をこなしていることに満足して、結果としてはボワッとしたままことが進んでいってしまいかねませんからね。
ハードな練習を結果に結び付けるためには欠かせないことだと思っています。
そうはいっても、この様なことを繰り返すうちに選手達それぞれ思考を伝える能力が高まり行動変容に繋がっている感触があるので、改めて小さな積み重ねが大事であることを感じますね。
さて、そんな3月は分かれの季節でもあります。
Academyも例外ではなく、いよいよ本格的な受験勉強のシーズンに入っていくため競泳の練習・Academyをいったんお休みとする選手、大学進学が決定したため競泳の練習・Academyを退く選手を見送る月でもありました。
これは初めてではないこととはいえ、いつも変わらず寂しい感情が湧きあがりますね。
これまでの選手の歩みが脳裏に浮かびますから。
とはいえ、選手はこれからの人生の方が圧倒的に長いわけで、競泳を続けるにしても続けないにしても、今までやってきたことを存分に生かして充実した毎日にしていって欲しいと心から思っています。
そんな3月のN’Training Academy for Swimmingでございました。
ではまた。
▼ブログ
「NORINORI LIFE ~からだの悩みを解決して楽しく快適な毎日にしよう~」はこちら