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分かっているようで分かっていない夏バテの原因

N’Training Academyトレーナーの鈴木紀雄です。

前回は、栄養(食事/サプリメント)カテゴリーにおいて「夏バテ対策」と題しまして、特に夏に不足しがちな栄養素についてのお話を致しました。お伝えした栄養素を意識して摂ることにより身体の感覚は変わってきます。三日坊主ではなくぜひ毎日心掛けるようにして下さい。

さて、今回も再び夏バテについてのお話なのですが、分かっているようで分かっていない夏バテの原因を、「休養(リカバリー)」カテゴリーにおいてお話し致します。

確かに夏バテに水分摂取の量・質、栄養状態が大きく影響することは間違いありません。

しかし、実は最も影響するのは睡眠の質が損なわれることなのです。私達の身体は眠っている間に細胞が再生されます。よって、その質=身体の質と言っても過言ではありません。

とはいえ年々過酷になる夏の環境。良質な睡眠とは程遠い毎日をお過ごしになっている人、そして、その状況を自ら巻き起こしてしまっている人は多いと感じます。

原因は・・・・

睡眠時のエアコンにあります。寝る前にタイマー設定にして、タイマーが切れて暑くなった影響で夜中に目を覚まし、再度タイマーにし、また切れて・・・、といったことを繰り返し朝を迎える。未だと言ったら失礼かもしれんせんが、この様なことが常態化している人のお話を耳にすることは少なくありません。

こういったことが一定期間繰り返されているわけですから、それは身体の調子が悪くなるのも当然です。細胞の再生どころではありませんからね。中には、エアコンがあるにも関わらず、私は昔からエアコンの習慣がないしずっとこのまま生きてきているから大丈夫なんです、と言って、寝る時も一切エアコンを使わないなんていう人もいらっしゃいます。昔と言ってもその時と今とでは地球環境は全く違うわけで、それに適応していけなければ中長期的に見て身体に支障をきたすことは想像に難くありません。

よって、この時期は、寝ている間中ずっとエアコンはつけっぱなしにして良質な睡眠を促すことが、夏バテ対策として一番最初にとるべき行動なのです。

設定温度については、専門家の意見を参考にすると、概ね26℃~28℃位が目安になるようです。とはいっても、設定温度による快適さには個人差がありますから、それについては試していきながら最適な温度を見つけると良いと思います。

夏バテひとつとっても、枝葉末節にとらわれて対局を見失わないようにしたいものです。

ではまた。

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