N´Training Academy トレーナーの鈴木です。
2019年9月のN´Training Academy for Swimming「選手育成クラス」を開催致しましたのでご報告致します。
(※N’Training Academy for Swimmingとは、スポーツクラブ&スパ ルネサンス経堂にて、ジュニアスイミング選手/選手育成クラスに向けてそれぞれ開催しているフィジカルトレーニングアカデミーです。
「N」は鈴木紀雄の「N」でございます。)
ここ数回の選手育成クラスのテーマは「プライオメトリクス」で、今回は今までの内容のレベルアップバージョンです。
今一度ご説明すると、「プライオ」は「増大する、増加する」、「メトリクス」は「長さ」といった意味合いがありギリシャ語に語源があるのですが、要は瞬時に大きな力を出すということ。
瞬発力の能力を上げるトレーニングということになります。
競泳では主にスタートやターンのパフォーマンスアップに有効ですね。選手達に習得してもらいたいのは正しい「ジャンプトレーニング」になります。
ここ数ヵ月の取り組みによりこの様な感じでジャンプトレーニングの大まかな形が出来上がってきたことについては80点はあげられると思います。
しかし、動作というのは複雑になったり強度が上がったりすればするほど個人個人の身体の「弱点」や「悪い癖」というものはより浮き彫りになるのです。
そこで立ち返るのはやはり「土台」「基本」といったところ。
それは「姿勢作り」です。
今回はジャンプ動作の中でも一番強度が高いフェーズだったので、ここに費やす時間も必然的に長くなりました。
ここ最近改めて感じるのは、選手クラス、選手育成クラス共に土台である「姿勢作り」の重要性です。
いくら効果のあるトレーニング種目を行ったところで、正しい姿勢ができていなければ真の効果を生むことはできませんからね。
今一度基本に立ち返りつつ、レベルアップを図って参ろうと思います。
ではまた。