N’Training Academy トレーナーの鈴木紀雄です。
2023年7月の「N’Training Academy for Swimming」の活動報告をさせて頂きます。
【N’Training Academy for Swimmingとは、スポーツクラブ&スパ ルネサンス経堂にて、ジュニアスイミング選手A・選手B/Cクラスに向けてそれぞれ週1回開催しているフィジカルトレーニングアカデミーです。
「N」は鈴木紀雄の「N」でございます。】
①心肺機能を向上させるためのトレーニング(例えば100m、200mといったレースだとしたら、可能な限り最後の最後までスピードを落とさないようにするためのトレーニング)、
②スタート/ターンといった場面で必要になる瞬発力(一瞬で大きな力を出すこと)を向上させるためのトレーニングを継続しつつ、
引き続き、③体の「軸」の安定度を強化するトレーニングの量が多い月となりました。
※「軸」とは競泳でいう「ストリームライン」
簡単にいうと、様々な動きをする際に「正しい姿勢」を保つということ。一本の棒が真っ直ぐに突き進み、ゆらゆらとしたり、あっちにいったりこっちにいったりしないようにするための力の強化です。
ちなみにN´Training Academy for Swimmingは、選手B/Cクラスは競泳の練習前、選手Aクラスは競泳の練習後に開催していて、私は、いずれのクラスも、パーソナルトレーニング(成人)のお客様のセッション終了後直ぐに合流する流れになっています。そして、私が合流するまでの間は、必ずやることになっている準備運動や体を整えるといった内容のメニューを選手達みんなで進めておいてもらうことになっているんですね。
これ、本当にまとまりが出てきました!
経堂クラブジュニアスイミング選手クラスのフィジカル担当になった当初、私は競泳というスポーツは個人プレーという捉え方が強かったのです。リレーを除けば、選手は常に1人で泳ぐからです。
しかし、期間が経つにつれてその捉え方は徐々に変わっていきました。
競泳は、チームプレーだなと。
確かに、レース(本番)は個人が大半です。
でも、練習は違います。1人でやること、成立することはありません。皆んなで集まって練習して皆んなで解散です。色々な場面でチーム色が強いのです。だから、全員が良くなるためには人任せではなく誰もが皆リーダーになれる必要がありますし、他の選手は良きライバルであり仲間なので、時としてアドバイスをしたり言いたいことを言い合ったりといったこともお互い大きなプラスになるのです。
だから私はある時から年齢関係なく、皆んながリーダーになれるようになってね、と幾度と伝えつつまとめてきました。
そのまとまりを特に感じたのが7月でしたね。
ここについては過去を振り返っても、どの世代も年々良くなっていくのが空気感で分かるので、段階を追って成長を見ていくのが本当に楽しみなんです♪
トレーニング能力の進歩もそうですが、それ以外でチームとしてのまとまりを感じられたとっても嬉しい月でした。
続きは8月のご報告で。
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