トレーニング(運動)

運動だけしていればいいのか

N´Training Academy トレーナーの鈴木です。

ブログ内には4つのカテゴリーがあり、本ブログはそのうちの1つである「運動」についてですが、今回は少々違った観点から。

繰り返しになりますが、運動は健康のため、そしてQOL(Quality Of Life/生活の質)向上のためには必要不可欠ですね。

ただ、トレーニングを必要なだけしっかり定期的に継続し続けていったとしても、もしそれがずーっとおひとりで誰ともふれあいのない環境の中で継続されていたらどうでしょうか。

ここでのふれあいとは、フィットネスクラブ内での他の会員さんとのふれあいといったものではなく、フィットネスクラブにておひとりでもくもくと行っているのは良いとして、日常が閉鎖的であったらどうかということです。

この場合、身体をトータルで見たとき、各々に問題が生じる可能性を低くすることはできると思います。

とはいえ、その中でも問題が生じそうに思うのは「脳」です。

脳細胞は酸素をしっかり送り血液循環を良くすることや、思考すること、そして新たなモノ、コトを見る・聞く・ふれあう・経験するなど新しい刺激により活性化されます。

この逆の行動パターンを辿ると脳細胞は萎縮することになります。

有酸素運動や筋トレをすることによっても脳は活性化されますが、それに際し全身に動く指令を出すのも脳ですね。

脳は人間の身体にとって最も大事な器官と言っても過言ではないのです。

その脳を活性化させるのは運動だけではありません。

むしろ、前述した運動以外の内容の方が大事とさえ思います。

私はよく健康の3本柱は「運動」「栄養」「休養」とお伝えしていますが、この他「笑う」とか本日述べた「新しい刺激にふれる」といったことも同じくらい必要なことなのです。

トータルでフィットネスというわけですね。

各種媒体でフィットネスが取り上げられることが多くなった昨今、それに伴い、健康には運動さえしていれば大丈夫、食事に気をつけているから大丈夫、といった偏った捉え方は危険です。

日常生活を構成しているのは「運動」「栄養」「休養」のみではありませんのでご注意を。

ではまた。

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