N´Training Academy トレーナーの鈴木です。
2019年11月のN´Training Academy for Swimmingについてご報告させて頂きます。
(※N’Training Academy for Swimmingとは、スポーツクラブ&スパ ルネサンス経堂にて、ジュニアスイミング選手/選手育成クラスに向けて毎週1回30分間開催しているフィジカルトレーニングアカデミーです。
「N」は鈴木紀雄の「N」でございます。)
今現在、先月に引き続き、「ピラー(柱の意)」の再形成に取り組んでおります。
ここでは、ピラーとは腕・脚以外の、臀部・胴体部・肩甲帯・頭部の総称として捉えてください。
フィットネス業界の聞きなれた言葉でいうと「コア」とか「体幹」なんていう表現でも宜しいかと思います。
このピラーは、競泳ではストリームライン(泳いでいる時の水の抵抗を最小限にする理想の姿勢)との関連性が深く、言い換えれば身体全体を安定させるバランサーの役割を果たしていると考えられ、ここが安定しているからこそ、ストロークに関わる腕やキックに関わる脚といったモーターを動かすことができるのです。
水の抵抗を考えてみても、真っ直ぐな棒(理想のピラー)と曲がった棒(崩れたピラー)を比べた場合、どちらに水の抵抗が増すかは想像するに難しくないでしょう。
選手達の陸上でのトレーニングの際のピラーを見ていると、骨盤のポジショニングが最適でなく腰が丸まりやすいのが目立つことから、そこを中心に毎週コツコツとチェック→修正→習得の繰り返しを図っているところですかね。
学校のテストなど競泳以外でのスケジュールもある中、可能な限りしっかりとAcademyに参加する選手達の頑張りは、来年のメインシーズンでのレースの結果に繋がっていくでしょう。
とにかく1回1回のAcademyを大事にし、個々が粘り強く取り組むことが大事だと思っています。
ではまた。