トレーニング(運動)

スポーツとウエイトトレーニングはどちらが危険か

N´Training Academy トレーナーの鈴木です。

皆様、定期的にトレーニングはできておりますでしょうか。

「快適な毎日」「健康」のためには、「週2回のしっかりした筋力トレーニングは必須」ですので、宜しくお願い致します。

さて、ご趣味のスポーツと筋力トレーニングを平行して行っているという方は少なくありません。

例えば、週3回のテニスレッスンと週2回の筋力トレーニングとか、週1回のゴルフレッスン&週1回のコースのラウンドに週1回の筋力トレーニング等々、人により組み合わせ方は様々でしょう。

では、このスポーツと筋力トレーニング、どちらの方がより危険度が高いイメージがおありでしょうか。

ここでは、筋力トレーニングは負荷をかけた「ウエイトトレーニング」といたします。

一般的には「ウエイトトレーニング」というお答えが多いのではないでしょうか。

スポーツは楽しいというイメージがある反面、ウエイトトレーニングはバーベルやダンベルを使用して負荷をかけながらやるキツいイメージがあることからも、その様になるのかもしれません。

しかし、実はスポーツの方が危険度は高いのです。

そもそも、ウエイトトレーニングは「押す」「引く」など直線的に動くものが多い上にリズムは一定ですから、フォームをしっかり守って、バーベル/ダンベルを捻ったりするなどして無理矢理な動作をしたりしなければ、基本的に怪我の確率は低いのです。

一方で、スポーツ動作というのは複雑です。
捻りながら引く/押す、跳ぶ、急な方向転換、片側だけの捻り動作、過度な片足荷重等々、ウエイトトレーニングに比べると動作のバリエーションは豊富ですね。

ということは、それだけ筋肉や関節にかかる負荷も増すということなんですよ。

フィットネスクラブでは、驚くべきことに、
「スポーツの影響による慢性的な痛みが酷いので、筋力トレーニングはお休みしています。でも、レッスンはだましだましの動きで出ています。」
といった様な光景が見受けられることがありますが、これは前述の内容からも大間違い。
取るべき行動は真逆なのです。

正しくは「レッスンを少しお休みするか本数を減らすなどしながら、リコンディショニングトレーニング(機能改善をしていくようなトレーニングです)もしくは軽い負荷をかけたウエイトトレーニングで、身体の機能を正常化する」
となります。

是非とも意識改革を行ってほしいと思う次第です。

ではまた。

PAGE TOP